Title: feliĉa


自分はどんな人間になりたいか。

昨日一杯飲んだ帰り道そんなことを考えた。

今自分がどんな人間になりたいと思っているかというと、

恐れ多くも60歳くらいまで生きられたとして、みんなも60歳くらいまで生きてたとして、もうそろそろ定年だな、さて第2の人生だ、これからどうしようかなと思ったときに、

そうだ、とりあえずあいつを呼ぼうと言われるような人間になりたい。

その時になって、存分にやりたいことをできる為に必要な引き出しと、背景と実力をこの30年間で身につけられたら幸せだと思う。

もちろんそれなりに、野心も顕示欲もあるし、いま自分の関わる業界で爪痕を残してやるとか、世界を変えられないまでも、自分のやってることで社会に一石を投じてやるくらいの気持ちはあれど、でもきっと自分は、おいしいご飯をたべて、おいしいお酒を飲める程度のお金と時間があって、そこに一緒にいってくれる人がいて、同じ話をなんどもしながら馬鹿笑いでもして、たまに動物園でもいければ、きっと、ああ自分の人生は幸せだなと思える程度の幸せ指数なんだろうと思う。

でも、今はどうしても資本主義のど真ん中で中心になってくる世代だから、心とは裏腹に生きなきゃいけないときもあるけど、でも裏腹なことをしなきゃいけないのは、まだまだ自分に実力がないからだろうと思う。少なくとも目の前にいて手の届く人たちと、一緒に人生を楽しめるくらいの実力をはやくつけたい。

まあそんな先の妄想をしててもコロッといっちゃうかもしんないんだけど・・・自分ばかりはまだまだ生きていると思ってる煩悩具足な自分ってば、てへ。

 


 

POSTED @ 2011.01.15 | Comment (0) | Trackback (0)

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