Title: おめでとう。
熱に中てられる。という感覚がすごく好きだ。
誰かが誰かのことを想って、またその誰かが誰かに感謝して、感謝された誰かも涙を流して、そういう目に見えない想いみたいなものが、相乗効果みたいに広がって、そこにいる人たちをつつんで、そこから自分の中にもいろんなものが流れ込んできて、知らないうちに顔がほてったように熱に中てられる。
本当に結婚式っていいなと思った。
一生に一度くらい自分の周りにいる友達に面と向かって感謝して、想いをはっきりと目に見える形にするのって大事なことだなと思う。
人の気持ちなんて無情なものだから、いつかわるかもわからないし、そんな一瞬の感情の高ぶりに中てられるなんて馬鹿らしい。なんて思っていたことがあった。
でも今は違う。
一瞬でもみんなが同じ気持ちになれて、おなじものに感動できて、喜び涙できた瞬間があったという事実は生きていく上でとても大切なことなんだと思う。
最後の最後で自分を支えるのはきっとそういう思い出たちなんだろうと思う。
最近思い出の価値というのが自分の中でぐっとあがって、これから年を追うごとにその価値はもっとあがっていくのだと思う。いい思い出、忘れられない思い出、何年たっても思い出せる思い出というのは、実は簡単にできるわけではなくて、いろんな思いや要素、それにすこしのインパクトとかスパイスが絶妙にかみ合ってはじめてできるんだろうと思う。
そういう思い出が少しづつ自分の中で増えてくる瞬間にすごく幸せを感じる。なんか幸せというのはそういう思い出の数に比例するんじゃないかと思った。もしこれからつらいことがあっても、そういう思い出がたくさんあればきっと自分は立ち直れるし、歩き出せると思う。
本当に今日の結婚式はいい思い出になった。
新郎新婦だけでなく、そこにいる人たちみんなが幸せを感じられた日だったと思う。
きっとこれから何十年後にも今日の日のことを話すよ。
1,5倍盛くらいで。
POSTED @ 2011.01.24 |
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