Title: 金助
「好き」を持っているいるということはとても幸せなことだと思うし、「好き」はその人の魅力でもあるし、味でもあるし、生き様でもあるし、力でもある。
それが仏教でも、三味線でも、尺八でも、陶芸でも、勉強でも、彼女でも、家族でも、なんでもいいのだけど、好きなものは自分というものに、彩りとのりしろをくれる。この彩りとのりしろがここ一番で自分を支えるモチベーションや原動力になる。
最後の最後で疑いようのないものは、理屈ではなく好きなのだという自分の感覚なのかも知れないし、もしかすると自信というのはそういうところから生まれてくるのかも知れない。
きっと「好き」という中には、もう見たくもないとか、大嫌いとか、もううんざりとか、飽きたとか、そういう感情が既存設定で含まれているもので、そう感じたことがないものはきっと本当は「好き」ではないのかもしれない。
それと、「好き」と「楽しい」はすごく密接に関わっていて、楽しいというのは、自分がその場所を、その空気を、その時間を、目の前の人達をどれだけ好きなのかということに比例してくるものなのだと思う。
POSTED @ 2013.02.22 |
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