Title: まっかな。
2016.06.06

絞りきるくらいに、数年分頭の中で熟成してたものを、一気にアウトプットをしたような気がしていて、きもちいいくらいに空っぽになったような気がしてる。

だしきってみたらみたで、それは想像を超えてかみ合ったりもして、または想像してたよりもうまく回らなかったりして、その誤差の修正にもいままでの貯金を取り崩してすっかりからっから。

立ち上げることの手際と瞬発力は経験すればうまくなるけど、継続させるための耐久力と持久力は経験だけではうまくならなくて、その理由は、世の中も人も常に変わりつづけるからで、その変化に無理な力をかけずに反応していけるかどうかは、刻一刻と変化していく自分にはどうにもならないものの、その流れにいかにぷかぷかとのれるかどうかで、そこに上手にのるために必要なものは、おそらく経験を詰めば詰むほど、その経験が邪魔になるような類のようなものなのだと思う。

経験で泳ぎはうまくなるけど、泳ぎがうまいだけじゃ海を泳ぎ切れないみたいに。

本当にからっぽかどうかは別として、一山越えてからっぽだなと感じるときのほうが実は身体も心も調子がよくて、その理由を考えてみるに、肺の中の空気を吐ききって初めて新鮮な空気が身体に満ちてくるかのようなものなのかもしれない。

しばらくはたらふくインプットしたい。

好きなものをたべて、のんで、読んで、聞いて、吐き出したくなるくらいに。









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