Title: 三重奏。

休息の重要性というのをこの数ヶ月身にしみて感じた。

たぶん体力的なものもあるけど、なによりも脳を休めると言うことは本当に重要なんだと思った。好きな音楽聞いて、なにかに追われず、目の前の時間をじっくり味わえる感覚というのが生きる上で本当に大事だ。

たぶん追われたり、先に先に意識を飛ばすことが習慣化すると、慢性的に副交感神経よりも交感神経が優位になってしまう状態で固定されてしまうんだろうと思う。自律神経のバランスが悪くなれば、身体に及ぼす影響は地味だけど、ボディブローのように効いてくるんだろう。

環境が人をつくるというけど、自分はなにかと対比してもいいし、浮き彫りにされてもいいし、どんな要因でもいいけど、とにかく自分で「自分」というものに目を向けられる環境に身を置いていたい。

やはり自分のことを置き去りにしてたら、なにもうまくいかないと思うのです。

なんか自分の立場でこんなこというのもなんだけど、お金があれば間違いなく守れるものも、失わなくてすむものもあって、いくらお金だけが幸せでないし、守れなくても、失ってもそれが必ずしも不幸せとは限らないし、「少欲知足」足るを知らなきゃ・・・なんてことはよくよくわかってる。けどこの資本主義のど真ん中に生きていて、山に籠もる事もできずに、社会に関わって生きていれば、お金は力で、力があればもっといろんなものを守れて、いろんなものを失わなくてすむのにとか思ってしまう駄目な自分がいて、そういう自分を肯定も否定もできない宙ぶらりんな状態で、その気持ちをどこにぶつけることもできずに一人ハイボールと一緒に飲み込んだりするのです。くそう。

見えれば見えるほど、知れば知るほど、あきらめたり捨てたりしなければ前は進めなくなる時がくる。

あきらめられないし、捨てられないから、そこにとどまるか、手を離して前に進むか、その岐路に立ったときに、いつでも手の中にあるものをさくっと手放して前に進んでいける勇気と力がもっとほしい。

こないだ、のんだ席で自己肯定の為にいいはなった「シモネタが好きな奴は大概人生を楽しんでる奴なんだばかやろう!」というのは後から思い返しても名言だったと思う。

POSTED @ 2011.03.05 | Comment (0) | Trackback (0)

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