Title: a

慌ただしいながらもふと立ち止まり、
使い古されたしょうもない話をしながら、
ただただくだらない話をした帰り道、

歩き始めた寒空に、
なんやかんやと今年もいい1年だったなと、
冷たい空気を吸い込んで深呼吸をする。

ほろ酔いの身体に流れ込んでくる、冷たい空気の心地よさの中で、
あたりまえのように1年は幕を閉じていくはずだったのに。

前と後という言い方はしたくはないけれど、
避けては通れない前と後、
そこを隔てるものが、
決して何かを奪っていっただけではない、
そう言える世界がはやく戻ってきますように。


POSTED @ 2020.12.27 | Comment (0) | Trackback (0)

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