Title: コピペ。

糸井重里さんが毎日かいてるエッセイがとても共感できたので備忘の為にコピペ。

・ぼくは、わりと人に「ひとり旅」を薦めます。
 なにかの節目とか変わり目のところで、
 どうしようかわからないときには、
 「旅にでも出てみたら」と言います。
 ちょっとね、劇画のなかのセリフみたいですね。
 
 ひとりで旅をしていたら、なにをするにも、
 じぶんで考えて、じぶんでやらねばなりません。
 いくら情報を増やそうが、知識を詰めこもうが、
 判断するのも行動するのもじぶんです。
 そして、旅の間は「なれてない問題」が出されます。
 どう答える、どう考える、どうすればいい?
 じぶんの「いつもの場所」にいたら、
 考えなくてもできることばかりでしょうが、
 旅先では、いちいちが新しい問題です。

 移動のための切符や泊まるところの手配、
 食べものをどうするか、天気とどうつきあうか、
 暑さ寒さと服装との関係、
 さみしさをどうするのか、うれしさをだれと分けるのか、  
 退屈はどうする、眠る算段、洗濯やゴミのこと、
 お金の計算はどう立てる、すべてじぶんの判断です。
 つまり、旅って、アウトプットの連続なのです。

 いまの時代、たいていの人が「インプット過多」です。
 取り込むことばかりに熱心で、
 それに比して使う(出力する)ことが少ないんですよね。
 でも、「ひとり旅」をしている間は、
 ほとんどの時間がアウトプットになります。
 これが、その人の生きる力を甦らせてくれる。
 実践につぐ実践が、人を成長させると思うのです。

「今日のダーリン」
http://www.1101.com/home.html


POSTED @ 2012.11.09 | Comment (0) | Trackback (0)

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