Title: 尋
1つの行動と、1つの発言は、賞賛と批判を同時に持ちうるもので、
その二面性こそが、この世のすべてで、人間が生きるということそのものなんだろうと思う。
1つの波紋はうねりになって、大きな流れを生み出す。
その流れは、正しいのでも間違っているのでもない。
ただ上から下へ落ちてゆくようなものなんだろうと思う。
自分にどうにかできるのは、自分の手の中にあるものだけだ。
ここにきて、なにかをあきらめたくなるのも通り越して、
ここから先の自分の立ち位置を探し始める。
人は一人で生まれて。一人で死んでいく。
この言葉をさんざん寂しいと思った先に喜びがあるのかもしれないと思う。
必要なのは強く前を見据えることではなくて、ふかく頷くことなのかもしれない。
POSTED @ 2011.03.25 |
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