Title: 月遠。
新年が明けて。
なんだかんだとのんびりしている。
読みたい本も読んで、年始の挨拶に来る人達と話をしては合間合間にだらだらとビールを飲む。
なんか通常業務からの切り替えがうまくできないうちは、なにかこの時間の流れに慣れなかったのだけど、身体もこの時間にうまいこと順応してきた。
なんかいろんなものがほぐれきって、いろんな部分で余裕がでてくると、改めて昨年の自分がいかにガチガチと生きていたかと思う。今思えば、楽しいことやおもしろいことを想像してにんまりする機会も少なかったような気がする。なんか年末にかけてはすごい性格悪かったようにすら思う。
今年は、すこしゆるく、頭でもちゃもちゃ考えなくて済むような生き方をしようと思う。
なんか年末に紅白を見ている時にふと、今年の目標は、「ベタに生きる」ということにしようと思ったのだ。
ベタに生きるというのは、ああでもないこうでもないと考えてすぐに穿った見方をせずに、悲しい時に悲しんで、嬉しいときに喜んで、腹の立つときに怒り、それなりに周りに気を遣いつつ、一日を大事にして、熱いものに熱くなりながら。
いろんな意図や角度や、思惑や自分の想像できない裏の裏まで想像しながら生きててもしょうがない。目の前にあることにいちいち感情揺さぶられながら、その度に、目の前の瞬間の為だけに全力を出せるように生きていけたら理想的だと思う。
結局自分らしさなんていうものはそういう所にしかないのだ。
こういう自分になりたいとか、ああいう自分になろうとか、思ってがんばったところで、自分の色なんてものは、力まずにいられるところでしかでてこないのだろうと思う。
自分の色じゃない色を褒められたって、ちぐはぐな想いをするだけだもんね。
なんか同じ所を行ったり来たり、ぐるぐるぐると何周も何周もしている気がするな。
でも最近は同じ所を何周も何周もして、そこに轍ができてくるような生き方でもいいじゃないかと思う。
POSTED @ 2012.01.02 |
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