Title: キ

現実でもなく、非現実でもない、ちょうどいい塩梅の場所。
そういう場所を一つでももっている人はここ一番で粘り強くなれるのだろうな。

年々、振り返るという作業がおっくうになっきて、
足元を確認作業にめんどうくささを感じるのは、
いい傾向なのだろうか、それとも悪い傾向なのだろうか。

節目の敷居は、年々低くなる。

今日が明日になるように、1年は簡単に、その境目を飛び越える。

生きるも死ぬも。

どんなことが起きても、その敷居につまづくことはなくなった。

そんな心の動きに、反作用するかのように、
昔の記憶とか、思い出が
もっといえば昭和というものが、
心をぐっとつかんではなさい瞬間が増えた。

すごいスピードで進む世の中に、振り落とされないように、
しがみつく心のバランスをとるかのように、

今ではない場所に、こころを置いて、
一息つくかのように。

でも、本当は、スピードなんてものは、相対的なものだし、
同じ尺度で測れるようなものではないはずだもんね。

できることをひとつづつ。

ひとつひとつ。











POSTED @ 2021.12.25 | Comment (0) | Trackback (0)

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