Title: 二人参客。
大学の友人から唐突にCDが届いた。おもむろに「ゆず」のliveベスト。いまそれを聞いている。
その音を聞きながらしみじみと、それはもうずいぶん遠くにいってしまったのだなぁと。いつだって手を伸ばせばすぐに届きそうなところにあるように思ってたのに、いまやもう「あの頃」ってか。
お彼岸が終わればまたすぐにふらっと京都に戻りそうな錯覚すら覚えるけどなぁ、遠いんだなぁ。あの頃。
あの頃の自分と比べて今の自分は、くらべものにならないくらいに、しなやかになったと思えるし、視野も経験も踏んだ場数も段違いだ。それになによりも安定してる。
あんな不安定でアンバランスな自分に戻りたくなんかないのに、今に何の不満もないはずなのに、それでもあの頃を思い出すと「そこ」がとても色鮮やかに感じるのはなぜなんだろうか。
明日の朝、目が覚めてあの小さな下宿先の、物置みたいな部屋で今の自分の生活をまるで夢をみていたかのように目が覚めたとしたら、そこから先の自分は今と同じ道を歩んでここまでくるんだろうかな。
なんて。
POSTED @ 2015.09.20 |
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