Title: りんご。

近しい人がぱたぱたといなくなって、そのたびに人は死ぬんだと至極あたりまえの現実を思いしるわけで。お骨の前で、いつかあの人も、いつかこの人も、いつか自分もと心に刻んでいるつもりなのに、それでも何度も何度も釜前に立っていざはっとさせられるわけで。
 
人って死ぬんだよなぁ。ほんとに。あたりまえのことのようにすっと。
 
「近しい」って会った回数や距離だけじゃなくて、自分の中にこびりついている言葉や出来事、それを思い出す回数だって近しさの中にはあるわけで、いつも顔を合わせていれば必ずしも近しいと呼べるわけではなく、
 
近しいというととても抽象的だけど自分の感じる近しいの中には、そこに一瞬でも「本質的なこと」が含まれていているかどうかなのかもしれないなと。
 
今日思いました。
POSTED @ 2015.07.09 | Comment (0) | Trackback (0)

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