Title: ぱんく。
怒りに対する共感には意図が含まれることが多いように思う。でも悲しみという感情には怒りほど意図を持たなくても共感できるのかもしれない。なんてことを国旗の色に染められた顔写真を見ながら感じたのです。
それがある種の人間の脆さであり、弱さであり、どうしょうもない安心感でもあったりして、人間ってとてもシンプルなのにややこしいなと。
人間意識的にも無意識的にも「意図」あるものにさらされると疲弊するんだろうな。森の音や波のおと風の音にふと癒されるのはそこになんの意図もないからかもな。
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「トイレをいつもきれいにつかってくれてありがとうございます」の張り紙をみるといつも思うのだけど「おしっこがこぼれているととても悲しい」のほうが心に訴えるものがあるのではないかと思う。
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自信のなさとかコンプレックスからの動機付けで何かを成したなら、その評価内容はそもそも自分には必要のないものだったと意識しておかないと自分自身をさらに見失わせる。
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欲張りと贅沢は違う。混同するとほんとの意味を見失うのは贅沢のほう。贅沢って最後は感性がないと生みだせないと思う。
POSTED @ 2015.12.02 |
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