Title: しんかでもたいかでも。
つくづく自分はなにかをつくることがすきなんだなぁと。
昔と今と比べて変わったと思うのは、昔はなにか一つのものを完成させたらそれで完結してしまって、また0から組み立てることに興味をもっていたのだけど、最近では、今目の前にできあがったものを起点にいままでつくってきたものや、これからつくるものに結びつけていいくことにおもしろさを感じていて、それを結びつけていくことで、いままでのやり方ではつくれなかったような一つの形をみることができるのだと思えるようになったということ。
そして、何かをつくるときに、たとえそれが陶芸であれ、絵であれ、組織であれ、料理であれ、気をつけなければならないところは同じようなところにあって、同じようなところに落とし穴があるのだなと。
その同じようなところにあるものがなんなのかといえば、それはつくりての数だけ答えがあるようななもので、自分自身の通ってきた道や、経験や、背景とかそんな目に見えない不可抗力の積み重ねのようなもの。その何かは自分自身をよく知ることで輪郭がはっきりしてくるような類のもの。
自分のつくろうとしてるもののなかには、いままでの自分がつまっていて、それはこれからの自分につながってて、点と点が線になって球になって、その変化が生み出す熱量とか質量とか、じんわりと身体にかかるその負荷に心地よさを感じる。
そして、最近0から新しいことをはじめることと、旅にでることが自分の中で同じ動機付けから起きることと、そこから生じる高揚感と不安がとても似ているこことに気づかされた。
前に前に。
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ひさしぶりに長い時間をかけて書いた文章がぶち消えて。逃がした魚の大きさに泣きたくなるような気持ちを味わって。そんでもって記憶の断片をつなげて再現した言葉の羅列に、そこから逃げた熱量はもう戻らないのだとさとって二度悲しくなった。
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のこぎりざめのような思い切った進化をする生き物と、はらわって話してみたい。
POSTED @ 2015.09.13 |
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