Title: けん玉。
32歳最後の日はとても楽しくお酒を飲めて、意気揚々と家路についたわけです。
帰り道で、幸せっていうのはこういうことだなと思ったわけです、こういうことというのがどういうことかといわれれば、それは言葉で捕まえておくには儚く脆すぎるし、それがどういう感触で、どういう匂いで、どういう形をしているのかも定かではないのだけど、でも間違いなく今お腹の中に渦巻いている感覚を幸せというのだろうという手応えをしっかりと感じたわけです。
縁というのはとても不思議で、とても温かく、ときに無情であるのだけど、その中で生きていくことをお腹で受け止めて、その現実の中に腰を据えることがすなわち幸せを捕まえることなのではないかと思います。
昨年の誕生日には、スコップとガイガーカウンターを片手に、園庭の数値をはかっては、数値の高めなところの土を掘り返していたわけですが、33歳になった今日は、朝から子どもたちとけん玉をしていたわけです。
たいした技も出来ないのに、大人特権で皿の上に球をのせるだけで、喝采と羨望のまなざしを受けられるという、このアドバンテージを存分に享受して、朝から気分よくなっているわけです。昨日は新年早々、子どもたちと駒をまわしていて、窓ガラスを割るという失態をおかしてしまい、とても落ち込んでいたのだけどそんなことも忘れるくらいです。
さて今年はどんな1年になって、どんな縁があるのかとても楽しみです。
POSTED @ 2013.01.09 |
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