Title: 25年目のこんにちは。

小学校5年生の頃に「25年目のこんにちは」という文集を書いた。

当時10歳だった自分が25年後の自分を想像して書くというものだったのだけど、その「25年目のこんにちは」が、今実際に目前に迫ってきていて、ふとそれを思い出しては、あの頃に思い描いてた未来は間違いなく今なのだなということをひしひしと実感するのです。

そんな中、最近その文集を書いた友人達とあう機会も増えて、当時の話をする度に、これが「リアル25年目のこんにちは」なのだなということに感慨深くなるのです。

まさかあの当時同じ教室にいた友人がフランスに嫁いで、その餞に日本酒を送ることになろうとは予想できなかったし、学級委員長は部長になるし、だれが一緒にどろけいしてた仲間と、銀座で熱燗のみながら鴨鍋をつつくなんてことを想定できただろうか。だれが朝から吉幾三の「おら東京さいくだの」動画を共有して笑うなんてこと思い描けただろうか。

その頃自分が文集に書いた内容はうるおぼえなのだけど、今の自分の人生はあの頃には想像もしなかったようなもので、きっとこの先10年後、20年後の未来も、今想像も出来ないようなものなのだろうけど、どこでどうなれ、少なくとも今の自分を25年後にまた酒の肴にできるような人生がいいです。

しかし吉幾三天才だな。




POSTED @ 2013.12.04 | Comment (0) | Trackback (0)

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