Title: インド旅 ブッダガヤ:ラカンとチャイ編

こんなペースで書いてたらいつまで経ってもインドの旅書き終わらないから、ブッダガヤ編をスピードアップで。

【ブッダガヤ初日の続き】

ラカンという青年についてチャイを飲みに行くことになったブッダガヤ初日、地元民のあつまる狭小店舗の一角でチャイをすすりながら、隣り合わせに座る、日本人旅行者と日本語を巧みに操るインド人ラカン・・・らかん・・・羅漢・・・羅漢って・・・これはなにかの思し召しなのだろうか・・・という気にすらなる。


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【地元屈指のフードコート】

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【そこでほっこりチャイタイム】

ラカンはチャイをすすりながら、なんでそんなにブッダガヤにくるのを楽しみにしてたのだ?と聞いてきた。

ってか話聞いてたんだ・・・おしっこの前の会話ちゃんとメモリーされてるじゃん。じゃあなんで無言でおしっこにいったのさ。そもそもめっちゃおしっこ我慢しながら話しかけてきたのなら、おしっこしてから話しかけてこいよ・・・とかいろいろつっこみたかったのだけど。

自分の家は寺だ。これでも一応日本ではブッディストモンクだ。プリーストだよというアピールをする。どうせ小汚い髪のはえた日本人のいう僧侶アピールなんか信じないだろうけど、仏教の勉強をしてるんだ。だからここは特別な場所なんだということを伝えると、そうか、それならブッダガヤは最高の場所だね。あなたの気持ちはよくわかった、邪魔してごめんねと素直に謝るラカン。

そして、つらつらとラカンは自分の仕事のことや家族の事を話し始める。そこで得たラカンスペック(28才:結婚して5年:娘は2才:仕事はガイド:オフシーズンはブッダガヤの実家で過ごしている:日本語はかなりうまい:仏跡のガイドの知識はなかなかのもの)

そんなこんでいろんな話をしているうちに、だいぶ打ち解けてきたものの、この時点ですべてをゆだねるほど自分は素直でもないので、2杯目のチャイを飲み終わると、じゃごちそうさま、おらマハボディ寺院にお参りにいくからまたね。と立ち上がったのだけど、雲行き怪しく通り雨が降り始めようとしていたのだ。

しかたなくゲストハウスに戻るといって店をでようとすると、ラカンが、今夜一緒にご飯たべようよといってくるので、いいよじゃあまたあとでということで、チャイの店を後にして、ぽつぽつと雨の降り始めたブッダガヤの街を足早にゲストハウスに戻ったのだ。

外は雨でなにもすることないので、そのまま雨が病むまで部屋で待機。

そして夕暮れ時にゲストハウスをでてぷらぷら歩いているとラカンに遭遇そのまま一緒に食事をすることになったのだ。

その日のメニューはOMレストランのチキンバターマサラ。


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【ブッダガヤでかなりお世話になったOMレストラン、ここは安くておいしい】

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【ここのチキンバターマサラとチャパティは格別】

これたぶんインドで食べたカレーの中では一番おいしかった。お皿なめたいくらいだった。

食事の最中にラージギルへいきたいことを告げると次の日に連れて行ってくれるというラカン。

はじめは安く抑えるためにバイクでいこうという話だったのだが、途中雨が降った場合最悪なので、車をチャーターすることに。値段交渉の末3000ルピーで車1台とガイドとドライバーを確保。

はじめこの値段高いと思ったのだが、途中のガソリンスタンドでガソリンの値段を見るとリッター50ルピー近く。ラージギルまでは片道でも100キロくらいあるので、往復200キロ、車の燃費が仮にリッター8キロだとしても、ガソリン代だけで1250ルピーはかかる計算なので、そんなにむちゃな金額でもないのかもと思った。

その後その日は雨がやまず食事をした後部屋に戻り就寝。

そして明日は一路ラージギルへ。



POSTED @ 2011.09.02 | Comment (0) | Trackback (0)

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