Title: 天目山

突拍子もないことをいいますが。

時代劇にでたいです。

歴史物にはまって読んでいる影響で、あの時代、主に戦国時代といわれている時代の人達の生き様や、想いや、一期一会の心には本当に心が震えます。だからというのもなんですが一度でいいから甲冑をつけてみたい。いや甲冑でなくともいいです、あの時代の空気感を感じてみたいのです。

だから時代劇にでてみたいです。

願わくば、小谷城の戦いの時の浅井長政とかやってみたいです。お市の方を見据えて「落ちよ」とか言ってみたいんですけど、顔的に浅井長政って顔でもないので、

一言坂の戦いの時の本多忠勝とかもやってみたいです。馬上で槍を振り回しながら、しんがりを努めながら、踵を返し、単騎武田軍に向かい、「殿を城へ!」とか叫んでみたいです。

もしくは、武田信玄の息子として生まれ、家督を継いだ武田勝頼の苦悩みたいなものを3夜連続のスペシャルとかでやってみたいです。長篠の戦いからの、最後は天目山で悲壮な面持ちで「朧なる、月もほのかに・・・」と言い終えるシーンで幕引きです。

自分で書いていながら興奮気味です。

ほかにも言いだしたらきりがないんですけど、自分が心動かされるエピソードというのは、往々にして大勝して覇権を獲る。という華々しい部分ではなく、必死に生きようとしつつも、そこで家督であったり、誇りであったり、一分みたいなものを胸に散っていく、又、散る覚悟ができる姿であったり、時に家督を守る為に、その誇りや一分を捨ててでも何かを守ろうとする想いであったり、そういう極限の苦悩や揺らぎに翻弄されつつもしっかりと腹を決めて前を見据える人間の生き様です。

それと時代物に一貫して言える一期一会の重さと、重いが故にそこに翻弄される人間の強さと脆さの中から生まれる人間ドラマを演じてみたいのです。

突拍子もないことをいいますが。時代劇にでてみたいです。

だれかだしてください。たぶん落武者の姿とかそこそこ似合うんじゃないかと思います。

しかし、恥ずかしながら、本当は天下に手がかかるような大物を演じられるほどの知識も見聞もなく、所詮付け焼き刃の小兵なので、だれかおもしろ戦国話をしながら一緒にのんでくれたらそれだけで幸せです。



POSTED @ 2015.01.04 | Comment (0) | Trackback (0)

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