Title: しんがっき。
そうです今年もこの時期です。阿鼻叫喚の新学期です。
お母さんがみえなくなったとたんに腹をくくったかのようにスイッチのはいる子、先生が大嫌いだといい続ける子、頑なに着替えない子もひたすら泣き続ける子、一言もしゃべらないけどしっかりとやることをこなす子、あんな子やこんな子、いいだしたらキリはないのだけど本当にいろんな子がいる。
ここがはやくそんな子たちの安心していられる居場所になれるようにがんばるわけです。
そんなこんな日常をこなしながら、ふとここ最近自分のまわりで起きたことが一つにつながったような気もしたわけです。
小さな子どもってのは、言葉とか約束とか理路整然とした理屈だけでは安心した顔をしてくれなくて、それをつかわないで子どもたちが安心した顔ができるようになるためには、どこをつかわなければいけないのかってことで。
そこでつかわなければいけないところというのは、大人と子どもだけでなく、人と人が信頼関係を築くために大切な事の本当に根幹みたいなものだなと。大人になるとどうしても安心を得るために理路整然とした理屈をほしがっちゃうのだけど、本来安心とか信頼っていうのはそういうものだけで成り立っているのではないのだと気づかされるわけです。
この先になにがあるのか、予定調和の約束が欲しいのではなくて、この瞬間、この相手、この場所に、身を委ねられるかどうか、それは視点の問題であるのかもしれないけど、その視点の位置がとても大切なのだなと。
なんてことを、涙とかよだれにまみれながら感じたりします。
そんな日々です。
POSTED @ 2015.04.18 |
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