Title: 流川。
加減、距離感、空気。
ちょうどいい加減に、適度な距離感で、絶妙な空気を楽しむってのは、一朝一夕にできることではなくって、ここにくるまでの、あんなこととか、こんなこととか、怒りとか、喜びとか、悲しみとか、そういう堆積したものの上澄みを掬うようなもので、水から煮出さないといい出汁がとれないようなものだ。
味の素をぶちこんだって真似できないのだ。
おもうに、人と人が熟成するにはなによりも時間が大事だと思うのだけど、その時間というのはそれだけ長い時間一緒にいたかではなくて、一緒にいる一瞬にどれだけむき出せたかだし、どれだけ感情が振れたかだし、どれだけ大事に思えたかなんだろうと思う。
言葉にするととてもきれいに聞こえるけど。
ようは、どんだけダメな自分たちをさらけだしたのかってことなんだきっと。
POSTED @ 2014.03.04 |
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