Title: THE T
とっちらかったあれやこれ、一息ついてずらっとならべて、あっちゃこっちゃと組み替えて、なんども組み合わせては、あれやこれやとしっくりはまらず。
それなのに、ぽいってなげたそのピースがしっかりと「T」になったりもする。
あれやこれじゃない、目の前にあるもを丁寧に。深く。
The T
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生きてるのは暇つぶし。生きてるのは趣味のようなもんだって。
霞を掴むようなものだそれは。
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春を待つ、梅に旭の光浴び、歌舞いて開く法の花。なむなむ。
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仕事で結果が出たときに、その結果を生み出したのは、自分の力ではない不可抗力の影響する割合がとても大きいのだと言うことを頭のどこかに刻んでおきたい。結果がでればでるほど。
その不可抗力の作用とうまくつきあっていける心持ちこそが、「働く」ということで学ぶべき一番楽しい髄みたいなものなのかもしれないと、最近つくづく感じるわけです。
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カウント10を仰向けになりながら、両手両足広げて、ライトに目をしばたかせながら最後まできいて、耳の奥でかすかに聞こえる誰かに対する賞賛の音を聞きながら目を閉じたときに自分の中に湧いてくる感情が、喜びであり、楽しさであり、わくわくであってほしい、そういふものにわたしははなりたいと、じっと手を見る。
戦うやつのことを、戦わない奴らが笑うだろう。
ファイトってな。
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深層心理の奥の方に、バスクリンの香りが、こびりついていて、
その香りが呼び起こすものは、それは自分がどこまでも子どもであって、だれかに守られていて、その安心感の中で、存分にその領域一杯まで手足を広げようとしていた頃の記憶と、湯船の暖かさに包まれている夢見心地な感覚で、その感覚にやわらかいところをぎゅっと捕まれた後に、とても哀愁にも似た気持ちが湧いてきて、それを全部ごちゃまぜにしたような香りなんだ、バスクリンの緑のにおいは。
POSTED @ 2016.01.18 |
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