Title: ふと。
今年の連休は、ぽつぽつと仕事をこなしながらも、
長い休みの中でゆっくりと生活をすることができた。
久しぶりに生活することを楽しむことができたようにおもう。
朝のんびりと起きて、朝ご飯をつくったり、買い物にいったり、こまごまと掃除をしたり、なかなか手を付けることができなかった模様替えをしたり、午後には晩御飯の献立を考えながら仕込みをしたり。
当たり前のようだけど、生活するってことを疎かにしていたなということを感じて、そのひとつひとつに心を寄せながら過ごしてみると、ここ数年の自分の手の中には、抱えきれないくらいの '' 雑多なこと '' であふれていたのだなということに気づかされた。
本末転倒とはまさにこのことで、生活を豊かなものにするためにあれやこれや、自分の人生を彩るためのあれやこれや、そういうものをたくさん抱えていくうちに気づけばその自重でつぶれるみたいに、あちこちにひずみが来ていたのかもなと。
脱力こそが難しい。
フラットな心でいるときこそが色々なことを生み出せるのに、生み出せば生み出すほどに、心はフラットから遠ざかる。
遠ざかって、慢心しては、また振り出しへ、その繰り返し、繰り返しなのだけど、3歩進んで2歩戻るってなもんだと信じて、少しは前に出てるんだって言い聞かす。
べつにべつにべつにってな。
POSTED @ 2017.05.08 |
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